2011年4月21日～24日の4日間、京都国際会館にてIPBA2011年第21回年次京都／大阪大会が開催されました。
プレナリセッション（全体会議）には、ゲストスピーカーとして、ジョン・ビクター・ルース氏（駐日米国特命全権大使）、松本紘氏（京都大学総長）、山中伸弥氏（京都大学iPS細胞研究所所長）、長谷川閑史氏（武田薬品工業株式会社代表取締役社長）をお迎えし、“Innovation（イノベーション）”をテーマにご講演いただきました。また本大会では、APEC（アジア太平洋経済協力会議）との合同セッションも行われ、アジア太平洋地域におけるクロスボーダー投資および経済発展に関する討論が行われました。さらにAPECとの友好協定も締結され、今後ますますアジア太平洋地域においてAPECと共働していくことが期待されています。
社交行事としては、仁和寺・高台寺といったお寺でのディナー、舞妓さんによる踊りや能といった日本ならではのパフォーマンスも行われ、会場は盛り上がりました。またウェスティン都ホテル京都で行われたGala Dinnerでは20周年記念行事として、今まで長年IPBAに貢献してこられた方への表彰も行われました。
また今回初の試みとして、Silent Auction（サイレント・オークション）が行われ、その収益金は、東日本大震災の被災者の方々への義援金として日本赤十字社に寄附されました。

直前の東日本大震災の影響で、参加者およびセッションのスピーカーのキャンセル等もあり開催が危ぶまれましたが、国谷組織委員会委員長の強い信念で開催にこぎつけ、最終的には参加登録者897名と、盛況のうちに幕を下ろすことができました。

京都／大阪大会の詳細は、IPBAウェブサイトからご覧頂けます。
http://ipba.org/annual-meeting-and-conference-archives/kyotoosaka-2011/113/