2012年8月24日、関西IPBAの会(日本IPBAの会関西支部設立準備会)主催により、「アジア進出の実務と紛争解決」~インドネシア・タイ・ベトナム・ミャンマーの進出を比較して~が開催されました。
日時 | 平成24年8月24日(金) 午後1時30分~5時00分 |
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場所 | 大阪弁護士会 2階 203・204会議室 |
第一部 講 演
1. インドネシア・タイ・ベトナム・ミャンマー進出の実務
十市 崇 ミャンマー担当 (弁護士, NY州弁護士, パートナー, アンダーソン・毛利・友常法律事務所)
梅津 英明 インドネシア・ベトナム担当 (弁護士, NY州弁護士, 森・濱田松本法律事務所)
中山 達樹 タイ担当 (弁護士, 三宅・山崎法律事務所)
2. アジア進出におけるシンガポールの役割
礒川 剛志(弁護士, NY州弁護士, パートナー, グローバル法律事務所)
3. アジア進出における紛争解決手段としての国際仲裁
河端 雄太郎 (弁護士, 西村あさひ法律事務所)
第二部 パネルディスカッション 「アジアにおける進出と紛争解決の比較的考察」
パネリスト:上記講師5名および
茂木 鉄平 (弁護士, パートナー, 弁護士法人大江橋法律事務所)
コーディネーター: 児玉 実史 (弁護士, NY州弁護士, パートナー,北浜法律事務所・外国法共同事業)
弁護士および企業関係者等から164名の申込みがありました。
アジア比較法研究会紹介 同研究会副代表 森口聡弁護士
パネルディスカッション 「アジアにおける進出と紛争解決の比較的考察」
関西IPBAの会は、発足にあたり、日本仲裁人協会関西支部、日本商事仲裁協会大阪事務所、大阪商工会議所の共催を得て、平成24年8月24日(金)午後1時から5時に、大阪弁護士会にて、アジア地域に関係する取引(M&A・投資案件等)及び紛争解決(仲裁案件等)の実務に精通したIPBAの若手中堅会員を講師に迎え、インドネシア・タイ・ベトナム・ミャンマーへの投資に関する法制度・実務、アジア進出におけるシンガポールの役割及び紛争解決手段について、講演及びパネルディスカッションを行いました。大阪におけるアジア地域の投資に関する比較セミナーは目新しくもあり、また主要アジア地域の法制度を一度に学べる機会として、弁護士および企業関係者等から164名の申込みがあり盛況に開催されました。海外関係についての関心、特にアジア地域における関心は渉外弁護士の枠を越えて高いようです。
また、セミナー開催後、午後5時15分から6時30分まで、39名の参加により講師を囲んでの懇親会が大阪弁護士会地下1階「洋食倶楽部EN 」にて行われ、情報交換が行われました。さらに、午後7時からは大阪北新地「銀平」にて、関西IPBAの会発足式とともに東西弁護士交流会が、総勢26名の参加を得て大いに盛り上がりました。それから、IPBA前会長であり日本IPBAの会副会長の国谷史朗弁護士率いる有志による二次会・三次会と大阪の魅惑的な夜は更けていきました・・・とさ。
(大阪代表理事 豊島ひろ江)