IPBA2011京都/大阪大会のプレナリセッション(全体会議)のゲストスピーカーであった、京都大学iPS細胞研究所所長の山中伸弥教授が、この度、ノーベル医学・生理学賞を受賞されました。
山中教授は2006年に皮膚などの体細胞から、様々な細胞になりうる能力をもったiPS細胞(人工多能性幹細胞)を作り出すことに成功されました。
京都/大阪大会では、この画期的なiPS細胞について、革新的で、ウィットに富んだご説明をして下さり、また、駐日アメリカ大使ジョン・ルース氏をはじめとするinnovation分野のリーダーたちと示唆に富むディスカッションを行っていただきました。
iPS細胞は今後、新薬開発への応用のほか、iPS細胞を使った再生医療の実現が期待されています。今後の山中教授の更なるご活躍に期待が高まります。
